いまさらShanling M3Xを購入&レビュー【低予算で4.4mmバランスがあるDAP】
初めてのDAP【Shanling M3X】を購入しました!
1.購入の経緯
スマホより高音質で、安くて家でも外でも使える【ポータブルオーディオプレイヤー】がないのか探していたところ、PCに繋いでUSB DACとしても使えるDAPがメルカリに安く出品されているので、購入してみました。(購入価格22,000円)
2.M3Xの特徴・魅力
〇サイズがコンパクト
〇Android 7.1搭載で各サブスクが使える
〇バッテリーがバランス接続で19時間(シングルで23時間)
〇USB DACとしても使える
〇ESS製 ES9219Cを2基搭載
〇バランス接続での出力は240mW @32Ω
〇Bluetoothレシーバーとしても使える
〇LDAC/ LHDC / aptX HD / aptX / SBCに対応
二年前に発売したストリーミング対応のDAPとしては十分な性能ですね。
私みたいに色々な事がしたい欲張りな人間にぴったりな一台ではないかと思います。
開封や外観は他の方のレビューをご覧ください
3.欠点
〇立ち上がりや複数アプリ起動中はタッチ操作がもっさり
〇ディスプレイと本体が指紋が付きやすい
〇曲を複数ダウンロード中は高負荷なのか音飛びする
〇Bluetoothの接続強度がよくない
〇Androidのバージョンが古い
(Shanlingのファームウェアのアップデートは現在もあります)
4.アプリなどのインストール
(1)Google Play Storeの導入
標準ではGoogle Play Storeがインストールされていないのでaskpureからインストールします。
(注意:askpureをアップデートすると何もインストールできなくなりますので、アップデートした場合は、OSを初期化してください)
(2)検索アプリ(chromeなど)
簡単な検索や、アプリが無い音声作品などに使えます。
(不具合が起きた時に役立つかもしれないので入れておきましょう。)
(3)音楽サブスクアプリ(Amazon Musicなど)
好きなアプリできればハイレゾ対応の物にしましょう。
(4)キーボードアプリ(Gboardなど)
標準のキーボードアプリは使いにくいため入れておいたほうがいい。
(5)ミュージックプレイヤー(FiiO MUSICなど)
標準の物がギャップレス再生ができないため使いやすい物を入れてください
5.USB DACとして使ってみる
M3XはメニューからワンタッチでUSB DACモードになります。WindowsではPCにドライバーをインストールする必要があります。iphoneでは接続しても使えません。AndroidスマホではOTGケーブルを使用すればUSB DACとして使用可能。
6.音質ついて
音質は味付けは少なくナチュラルで素直な聴き疲れしにくい音で解像度が高くいい音です。
今まで外ではスマートフォンで聞いていた音とは完全に別ものです。
シングルDACとデュアルDACとの違いは、シングルDACがまとまりのある音、ディアルDACの方は音場が広くなる印象です。ただ全体的にディアルDACモードの方が音質が良いので僕は基本ディアルDACモードしか使用していません。
7.Shanling M3X まとめ
評判の通り、性能、バッテリー、音質、大きさなど、とてもいい製品だと思います!
初めてのDAPでしたが、不満点はあるもののそれを補えるほどの魅力があり、何よりコスパが素晴らしい。
こんな人にお勧め
〇初めてのDAPを買おうと考えている方
〇4.4mmバランス接続を使いたい方
〇バッテリーを気にせず音楽を楽しみたい方
〇主にサブスクで音楽を聴きたい方
逆にお勧めじゃない人
〇手持ちにたくさん音楽ファイルを持っている方
〇動作が遅いのに耐えられない方
〇Androidのバージョンが心配な方
やはり最近のスマートフォンの動きと比べると処理性能が違いすぎてギャップがすごいので覚悟しておいてください。
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